藪伊豆さんに来てしまった

道灌、天狗裁き👺宮戸川(通し)。
むかし幼少の頃は福島県の山の中、あまりチャンネルの映らないテレビをこっそり?観て育ちました。落語がなんだか分っていなかったけど笑点で歌丸さん圓蔵さん小朝さん三木助さんが笑っているのを見るのが好きでした。ぼんやりして三木助さんの高座を拝見してこなかったので、司さんの道灌を介して手繰り寄せられる三木助さんの空気の一端に触れたかも知れないのが感慨深いです。天狗裁きはにやにやして聴いてしまう。びくびくしながら宮戸川の後半。悪い顔を見るのが本当に怖い。終盤の転調に驚きながら見入りました。初めての司さんの高座、半分授業の感覚で臨んでしまいましたが、師匠方の芸や古典の押さえどころ・口伝のリズム・江戸の空気などの伝承に対する矜持を感じたように思います。わりと忘れ物されるというのが意外でした。

ゆうべは藪伊豆さんHPみて「こんな敷居高そうなところ無理!」とのけぞりましたが、14時でも一人で心地よくお蕎麦がいただけるご親切なお店でした✨ また伺います😊

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